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【ブログ】1Kとファミリータイプ - 株式会社スクレバンク|不動産売買のトータルプロデュース

コラム

【ブログ】1Kとファミリータイプ

作成日:2019年08月24日(土)

「投資用は1Kとファミリータイプどっちがいいの?」

 

投資用物件にもさまざまなタイプがありますが、そのなかでも両端ともいえる1Kタイプとファミリータイプ。投資用として考えた場合、どちらのタイプを選ぶべきなのでしょうか。実際にお悩みの投資家も多いと思います。

 

そこで今回は、1Kとファミリータイプ、それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、投資対象としてすぐれている物件の見つけ方をチェックしていきます。

 

1Kとファミリータイプの主な違い

 

主に単身者をターゲットとした間取りが「1K」です。ワンルームとは違い、水回りと居室がドアで仕切られているのが特徴です。

 

一方、「ファミリータイプ」は、家族世帯の入居を想定した物件です。定義はありませんが、2部屋以上ある物件は、一般的にファミリータイプと呼ばれています。

 

単身向けの物件は20㎡から広くても30㎡前後が普通ですが、ファミリー物件となれば40㎡後半からとなってきます。両タイプの広さの差は約2倍。だからといって家賃が2倍になるかというと、そう簡単ではありません。せいぜい1.5倍が限度でしょう。つまり、利回りは、1Kの方がすぐれているということになります。

 

 

なお、ファミリータイプは駅から多少距離があっても入居してくれますが、単身者は利便性を重視するので、駅からの距離が離れるほど客付けが厳しくなります。

 

●修繕費用の違い

入居者退去後の清掃やリフォーム代は、部屋が狭い1Kタイプの方が小額で済みます。2030㎡の1K20万円前後でリフォームできますが、40㎡を超えるファミリータイプは、3倍以上の費用がかかることもあります。また、ファミリータイプは1Kに比べると設備も多くなるため、故障時などの交換費用もかさみます。

 

●入居期間の違い

1Kタイプには「入退去の回転が早い」というデメリットがあります。新規客付けのために多額の広告料が必要になることも。逆に、ファミリータイプは入居期間が長くなる傾向があります。

 

■投資用なら1Kを選ぶべき

たとえ入退去の回転が早くても、駅に近ければそれなりに需要がある1Kタイプ。安定性と利回りの高さで投資用物件を選ぶなら、ファミリータイプよりも1K物件に軍配があがるでしょう。

 

 

■まとめ

今回は1Kとファミリータイプ、どちらが投資に適しているのかについて解説しました。改めて、ポイントをまとめてみます。

1Kの方が修繕費用やリフォーム費用を抑えられる

・駅から近い1Kは需要が高い

・広さに比例して家賃が上がるわけではない

 

総合的に見ても、1Kの方が投資効率がよいと判断できます。ただし、立地によっては1Kタイプでも入居者がなかなか決まらないため、物件探しの条件に「駅から近い」を含めることが肝心です。

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