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不動産をなるべく高く売却するために、売主ができる7つのポイント【大阪市中央区】

いざ、不動産売却を始める際、多くの方が「なるべく高く売りたい」と考えるのではないでしょうか。

しかし、不動産売却は人生で何度も経験するものではなく、不安や疑問が尽きないのも当然のことと思います。

そこで今回は、売主自身ができる「不動産を高く売却するための7つのポイント」を紹介します。

目次

◯なるべく高く売却するための対策

不動産会社の営業には決められたノルマがあり、担当者によっては自分のノルマ達成のためにお客様の不利益を考えない人もいます。
そうした営業担当者に言われるがままでは「なかなか売れない」「思っていたよりも成約金額が安くなってしまった」といった結果になりかねません。
これからの7つのポイントをしっかり押さえて、お客様自身で売却対策を行いましょう。

1. 市場相場と背景を理解する

不動産の売却を成功させるには、市場相場とその背景をしっかりと理解することが重要です。地域によっては、不動産会社がそのエリアでの実績をあまり持っていない場合もあります。
また、中古物件は購入希望者から価格交渉を受けることが多いです。事前に市場相場を知っておけば、交渉時に備えて高めの価格設定をすることが可能です。
また、マンション価格が全国的に高騰している中、住宅ローン金利が将来上昇する可能性を考慮し、売却のタイミングを見極めることも大切です。

不動産売却の相場の調べ方を徹底解説! 知っておくべきポイントとは?

2. 複数社に査定を依頼する

不動産の査定は、複数の不動産会社に依頼することが望ましいでしょう。最近では、一括査定サイトなどを利用して、簡単に複数社に査定依頼をすることができます。
複数社に依頼するメリットは、より精度の高い査定額を得ることができます。
また、各社が持つ顧客層にも違いがあるため、多くの選択肢を持つことは売却成功への第一歩です。

不動産会社は買主を探す時、大手ポータルサイト「SUUMO」「HOME’S」「athome」などを利用します。
実は、過去に住宅購入した人のデータでは、SUUMOからの反響による成約は、購入者の年収が高いことが分かっています。言い換えると、SUUMO枠を多く使って買主集客をしている会社では、年収が高い顧客がつきやすいということです。
少し古いデータになりますが、ご参考ください。
(参考:3000人の購入データ公開 年収、価格、頭金 家探しのリアル 2009
訪問査定をした場合、各不動産会社から価格の根拠や売却活動について詳しく聞いておくことも大切です。

3. 媒介契約の種類を理解する

媒介契約には「一般契約」「専任契約」「専属専任契約」の3種類があります。
それぞれ契約内容が異なり、売却活動にかかわってくるため、自分に最適な契約を選ぶことが大切です。
また、専任契約や専属専任契約の場合、他の不動産会社からの問い合わせに対して「もう申込が入っている」と断る「囲い込み問題」が発生する可能性があります。このような問題を避けるためにも、不動産会社選びは慎重に、事前にしっかりと確認をしておきましょう。

一般媒介と専任媒介の違いとは?損をしない媒介契約はどれ?

4. 売却時期を考慮する

不動産の需要が高まる時期は2~4月です。この時期は子供の入学シーズンに合わせて引っ越しを考える家庭が多く、特にファミリー層向けの間取り(3LDK、4LDK)は、12月頃から売り出すのが、売却のタイミングとして理想的です。
また、2~3月は、引っ越し料金も高くなることや、不動産のシーズン(繁忙期と言われる)時期のため、バタバタと決めないといけないことを避けるため、秋ごろを選ぶ人もいらっしゃいます。自身の売却したい時期と照らし合わせ、最適な時期を選びましょう。

5. 物件の築年数を考慮して売り出す

売却するべきか、賃貸に出して様子を見ようか、と迷っている方向けにおすすめのポイントとも言えます。
不動産は経年劣化により売却価格は下降の一途をたどり、不動産査定で築年数は大きな価格要因となります。
中古戸建住宅の価格査定の例
(画像出典:国土交通省HP「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」PDFより)

特に木造住宅の場合、築20~25年経過すると新築時の10%程度まで価値が落ちることが一般的です。
マンションは、鉄筋もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造りが多いので木造ほどの下落がないにしても、賃貸で貸してしまうと入居者がいる限り収益不動産となってしまい、売却する方法が異なってきます。
築年数だけではなく、経済状況も加味しながら、築浅のうちに売り出すことで、高値での売却が期待できます。

6. 事前に住宅診断を受ける

住宅診断士の資格を持つ「ホームインスペクター」が、専門家として住宅診断を行います。不動産価格の高騰から人気が高くなっている中古物件ですが、購入後に大きな負担が発生しないかというのが懸念ポイントです。
費用はかかりますが、住宅の不具合や劣化状況、修繕の必要箇所について目視では分からない部分の調査をしてもらうことで購入者の安心材料となります。
併せて「既存住宅売買瑕疵保険」を付けて販売することで、売却後に瑕疵が見つかったとしても売主側もトラブルを防ぐことができ、安心出来るでしょう。

7. 内見対策をしっかり行う

内見時の第一印象は非常に重要です。生活感を抑え、清潔感を保つことがポイントです。
人は第一印象で9割決まると言われるように、住宅でも第一印象はとても大切です。戸建ての場合は、駐車場や玄関回りも自分で綺麗にしておかなくてはいけません。
また、空き家の場合は、可能であれば、ハウスクリーニングを行い、排水溝の臭いや害虫の発生を防ぐ対策も忘れずに行いましょう。排水溝回りにサランラップをして、これらを防ぐことは空室対策の基本です。
また、修繕が必要な箇所についても、売主負担で修理を行うことを検討し、不動産会社にアピールポイントとして伝えておくと良いでしょう。

リフォームして売却した方が高く売れるって聞いたけど本当?

まとめ

不動産をなるべく高く売却するために出来る、7つのポイントについてお伝えしました。

1. 市場相場と市場背景を把握する
2. 複数社に訪問査定依頼する
3. 媒介契約の種類と特徴を知る
4. 入学シーズンに合わせた12月頃に売り出す
5. 築浅のうちに売り出す
6. 事前に住宅診断を受ける
7. 内見対策をしておく

不動産会社へ丸投げしないで、積極的に動くことで損しないで済みます。
また、せっかく希望価格で売却が出来たのに瑕疵や欠陥など売却後のトラブルによる損害が発生すると大変です。申告すべきことは隠さず、気持ちの良い取引にしましょう。


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不動産の売却は、一生のうち何度も経験することではありません。
不動産売却で失敗しないために、しっかり自分でも調査をしておくこと、把握しておくことが何よりも大切になります。
その上で、スクレバンクにぜひご相談ください。
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