マイホーム購入!賢い中古マンションの買い方をご紹介 【大阪市中央区】
結婚・出産などのライフイベントを迎えると、老後資金や子供の教育費といった生活防衛費への心配が大きくなってくるものです。
少子高齢化で日本の人口減少も社会問題化しており、様々なメディアで著名人による賃貸派を推奨する声も後押しして、これからマイホーム購入をされる方はその「買い方」に今まで以上に慎重になって戦略を立てる必要があります。
この記事では、マイホームで苦しまないための賢い不動産の買い方や、実際に大阪で需要の高いエリアについて解説していきます。
目次
- ○ 不動産購入でみる少子高齢化と共働き世帯の増加問題
- ○ 購入派は資産価値の高いマンションがおすすめ
- ・戸建てよりマンションをおすすめする2つの理由
- ・多くの人から好まれる物件とは
- ○ 大阪の資産価値が高いエリアとは?
- ○ まとめ
不動産購入でみる少子高齢化と共働き世帯の増加問題
現在、少子高齢化では、人口数の減少に対して総住宅数が徐々に多くなる「空き家」問題が深刻化しています。
空き家問題は過疎化が進む田舎の築古物件などに起こりやすく、売却したくても買い手が見つからないことが大きなポイントです。
また、とある調査では「Z世代」と呼ばれる1990年代後半から2012年頃に生まれた若者達の約5割が「将来子供が欲しくない」と回答していることが分かっています。
政府のデータでは、少子化の推移を統計的にグラフ化していますが、このことを加味すると少子化は前倒し傾向に進んでいくと予測されるでしょう。
さらに、不動産購入では共働き世帯の増加についても考えたいポイントです。
厚生労働省のデータによると、共働き世帯は1980年に614万世帯であったのに対し、2019年には1,245万世帯と約2倍増加し、反対に妻が無業である専業主婦世帯も約半分まで減少しています。
こうなると、今までの概念とは少し違う不動産購入の仕方をしていかなくてはなりません。
購入派は資産価値の高いマンションがおすすめ
少し硬い文面になってしまいましたが、前章で挙げた日本の社会問題などから、今後マイホームを買う方は「資産価値の高さを重視」して物件を選びましょう。
近年は不動産価格の高騰が続き、資産価値が高い家を選べば10~20年居住しても、購入時よりも数百万円高く売れて儲けが出ているケースを度々見かけます。
1.戸建てよりもマンション
2.多くの人から好まれる物件
下記で詳しく解説しましょう。
戸建てよりマンションをおすすめする2つの理由
マンションを推奨するのにはいくつかの理由がありますが、中でも大きな2つの理由をご紹介します。
まず1つ目の理由は、立地条件です。
土地が必要な戸建ては、手が届く範囲の価格帯ではどうしても駅から遠くなってしまいます。共働き世帯の増加で、近年は特に通勤に便利な駅近物件が好まれる傾向にあります。
立地条件は変更が効かないので、本当に重視して選ばなくてはなりません。
2つ目の理由は、減価償却による価値の減少です。
聞き馴染みのない方も多くいるかもしれませんが、多くの戸建ては木造や軽量鉄骨造で骨組みされており、20年程度で建物価値が0で計算されてしまいます。
「新築戸建」は特に資産価値の下落が激しく、築30年近く経つとフルリノベーションをしても売れるまでに時間がかかっています。
反対にマンションは、新築から築20年程度までは資産価値は下落するものの、20年以降は緩やかに下落していくため、特に中古マンションは売却時の損が少なく済むのです。
多くの人から好まれる物件とは
マンションの前提で「多くの人から好まれる物件」の特徴は、上記で挙げた立地以外に「自由に変更できる間取り」にあります。
50~70平米の広さが特に需要が高く、リノベーションで3DKから2LDKなど人気な間取りへ変更しやすいことなども大切です。
また、マンションでは浴室のサイズが広いと買い手の満足度が高くなります。売却後のリノベーション次第で広くすることもできますが、コストがかかるのでスムーズに売却したい方は、あらかじめ浴室の広い物件を選ぶとよいでしょう。
その他にも、戸建ての良さを採用した「ルーフバルコニー」や「専用庭」等の付加価値があると、実際に高値で早く売れています。
大阪の資産価値が高いエリアとは?
本章では、ここまでの解説をもとに「大阪での資産価値が高いエリア」についてご紹介していきましょう。
大阪のみならず東京や他県でも言えることですが、不動産価格の高騰により中心地が買えずその外回りエリアにじわじわ手を出す人が増え、外回りエリアも人気が増えているといった事象が起こっています。
現にとある調査では、近畿エリアでも特に大阪のマンションにおけるリセールバリューは高水準かつ広範囲に広がっていることが分かっています。
また、再開発などのプロジェクトなどにも注目したいところです。
2024年の夏に向けた「うめきた2期」の再開発工事や、2025年の「大阪・関西万博」開催により経済の活性化も期待されています。
現に2014年にオープンした「あべのハルカス」の影響により、阿倍野区エリアは人気・需要が上がり、資産価値が高まるという背景もみられました。
資産価値の高いエリアでマンションを購入するためには、このような街の動き、人の流れを敏感に察知して常にアンテナを立てておくことが大切です。
まとめ
総務省統計局が調査する空き家率ランキングでは、2018年の大阪府は半分より上の19位です。これらを総合的に大阪府のマイホーム購入について判断すると、今後「郊外の新築戸建て」を購入するのは危険な要因が多いように感じます。
空き家率ランキングは5年ごとに調査が行われるので、今後公表される2023年の結果もぜひ注目しておきましょう。
実際に人気のある具体的なエリアについては、次のブログでご紹介していきますので、ぜひそちらもご覧ください。
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